フォトホリック写真展「Photoholic5」
ツーサンダー「鉄道の景色」
鉄道の撮影を始めてから7年が経ちました。今年は40歳を迎える節目の年ということもあり、これまで撮影したものの中から「鉄道が走る風景と、そこで営まれる景色」をテーマにして作品を展示させていただきました。
大きな作品は雄大でどこか懐かしくもある風景の中を走る列車を、小さな作品はそういった風景の中で営まれる景色を写しました。撮影当時にブログを書いた作品にはそのリンクを貼りました。どれも中々の珍道中で、現地の美味しいものや楽しい話をまとめてあります。
この展示を通して「鉄道って良いなぁ」と思っていただけたら幸いです。
コメント欄に感想などいただけたら嬉しいです。
北アルプスを望める場所から、飛騨一ノ宮の大きなカーブを走る特急ひだを撮影しました。時期に恵まれ、冠雪する槍ヶ岳と紅葉する山々を見ることができました。到着した時には雲海が広がっていて、山頂だけ顔を出したアルプスの山々が幻想的でした。
羊蹄山をバックに駅を一望できるところから撮影しました。黄葉には少し早く所々で色づいていました。ちょうどハロウィンの期間で、駅前に大小様々なカボチャから作られた無数のジャック・オー・ランタンが飾られていました。
撮影時のブログ記事へ
薩摩半島の内側をなぞるように走る日豊本線を、桜島を背景に撮影しました。鹿児島界隈ではまだ国鉄時代の車両が走っていて、景色だけでなく音にもまだ昭和の香りが残っています。
撮影時のブログ記事へ
菜の花畑が見頃のいすみ鉄道、上総久保駅です。有名な菜の花畑だけではなく全線そこかしこで菜の花が見られ、黄色に染まる鉄道です。観光客に混じって地元の子供達も乗車して行きました。
撮影時のブログ記事へ
岳南電車で面白いつり革広告を見つけました。私鉄各社でこういったクラウドファンディングをするのは珍しくなくなりましたが、連絡先も所在地も、ついには店名まで省かれた広告は珍しいです(笑)逆に興味が湧いてしまい、スマホで沿線を徹底リサーチ。お店の様子はブログにて。
撮影時のブログ記事へ
蒸気機関車にどっぷりハマるきっかけになった大井川鐵道。この日は両親と一緒に乗りました。茶畑の中を駆け抜ける長編成の蒸気機関車。機関車、客車、景色、お弁当、すべてがタイムスリップしたようでした。楽しそうにはしゃぐ両親も含めて。
国鉄時代の車両がたくさん残っていることから好事家に人気の高徳線。この池谷駅で鳴門線と枝分かれしています。高徳線から乗り換える人がちらほら。下校の時に彼女たちも合流するようです。
撮影時のブログ記事へ
最後までご覧いただきありがとうございました。
蒸気機関車に魅せられて日本全国を回りました。それからわずか7年で、運行をやめてしまったり長い修理を受けることになった機関車が続出し、貴重な写真になってしまったものも少なくありません。機関車に限らず、災害や経営難から廃線になる線路が後を絶たちません。
でも、そこには素敵な景色があって、いま在るものを再発見したり新しいものを創ろうとしている会社もあります。鉄道はこれからも魅力的で有り続けると思います。
また、この場を借りて、鉄道のいろはを教えていただいた師匠やいつも僕の話を聞いてくれるIIIrd Placeのマスター、そして突拍子も無い旅程に付き合ってくれるチーホフ氏にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。