ロビンソンに会ってきた! 2024.11.2-5 3日目


奇跡的に(?)ベッドで寝られた我々。
3日目は9:00スタートの約束になって朝も余裕がありました。




朝食です。

手作りのサーターアンダギー。パクパク無限に食べれそうなちょうど良い大きさ。パインを使ったジャムやジュースもいただきました。どれもめっちゃ美味しかった。

ロビンソンが迎えに来るやいなや「昨日の帰り道にでっかいヤシガニがいてよぉ。あー!と思って連絡しようかと思ったんだけど夜遅かったからさぁ。」と教えてくれました。捕まえといてくれればよかったのに。ロビンソン0ポイント(笑)




まずはクマノミポイントへ。
昨日寄る予定だったんですが、トイレに寄り道したらロビンソンが忘れましたw

ロビンソン小屋の前を通りかかると、アキさんがでっかい声で「ロビンソン!釣り具!!」と一喝(笑)積むのを忘れていたようですw7人乗りのロビンソンカーですが、普段はこの通り道具が満載。

というわけで、忘れる前にロビンソン小屋で記念撮影w

やりたい事は何でも叶えてくれるロビンソンですが、ものすごくペースが速いので割って入ってこちらからリクエストをしないといけません。番組と同じく、言うべきことは言っていかないといけません(笑)このときも早く出発したくてたまらないご様子でしたw



(これ、ヤシガニ捕りの時に大泉さんが見つけた鳥じゃないかな?)



50分ほどで西表島野生生物保護センターに到着。

実は昨日、
ロ「明日って月曜日!?保護センター休みだ…しまったなぁ…忘れてた。」
僕「祝日は開けてくれてません?」
ロ「今日は日曜?そうか、帰るのは明日?明日は火曜?」
チ「今日は日曜、帰るのは火曜、明日は月曜で祝日。」
ロ「てことは今日は日曜?じゃあ明日は保護センターやってる?」
僕「月曜は休みなんですよね?」
ロ「そうそう。で、明日は?」
僕・チ「明 日 は 月 曜 !(笑)」

こんなやりとりがあって、我々が保護センターに電話して開館を確認したのでしたw

入場無料なことにびっくり。大きな施設ではないですが、たくさんの剥製や標本、説明文と写真が綺麗に並べられていて結構楽しめます。

イリオモテヤマネコのおしっこは臭いです。

ででん!



スーパーでお昼を買って、あの「滑り台」にやってきました。

!!

まさかの完全に一致!しかもそのTシャツを着てる(笑)
この写真でTシャツを作る予定ですwww

チーホフ氏が決定的瞬間を撮影してくれました。

ロビンソン、久しぶりの試技

なんとロビンソンが滑ってくれました!「久しぶりにやったけどやっぱり痛いね。」とのこと(笑)

チーホフ氏アングルからもどうぞ。


忘勿石へ向かいます。

道中はロビンソンがずっとお話をしてくれて、本人は眠気防止なんて言ってましたが、どうでしょうの話だけでなく、西表島の魅力、ロビンソンの思い出や経歴などなど、移動中も退屈しないようにたくさん話題を用意してくれているんだと思います。

かなり面白いので本気で書籍化を勧めておきました。

!!!!

ロビンソンカー、パンクwwwwww

「ナット回しが見つからない…」と焦るロビンソンと「ロビンソンカーのパンクを修理できるなんて楽しすぎる!」と楽しいの価値観がバグった僕(笑)


ロビンソンはスマホをほぼ使えません(笑)

僕が手伝っている間にチーホフ氏に救援要請してもらおうと思いましたが、JAFも無ければディーラーも無い。ロビンソンの車を整備してくれてる工場までは遠すぎる。仕方なく最寄りのガソリンスタンドに電話しました。

しかし、「一人で店番してるもんで助けに行けない。」とのこと。代わりに整備工場の電話番号を教えてくれて、整備士のお兄さん二人が助けに来てくれました。

到着するなりお兄さんが、
「ロビンソンさんじゃん!!」
の第一声wwwwww

笑いが止まらなくなる僕(笑)

なんとロビンソン小屋のご近所さん。でも、駆けつけてくれたものの、スペアタイヤもツルッツル。まるでスリックタイヤで「これでは『大丈夫です』とはよう言わんですね…。」「気を付けてなるべく早く帰った方が…。」なんて話になって雲行きが怪しくなってきました。

僕「ここでリタイヤする?”タイヤ”だけに…」
ロ「今のうまいねぇ!一本取られたよ!」

ついにロビンソンから一本取りました。
こんな時ですらはしゃいでいるダジャレオヤジ2名(笑)

「飛ばさなきゃ大丈夫よ。」の一言でツアー続行決定。台風の影響もあってか他に車は少なく、事故ったとしても単独だろうと考えて僕も同意。チーホフ氏はドキドキ。

「タイヤ交換だけだから」と整備代の請求もせずに助けてくれたご近所さんに心から感謝。そういう人に恵まれてるところもロビンソンのすごいところなんだよなぁと思いました。


ご安全に。

この後ロビンソン小屋に戻ってからちゃんとタイヤ交換と修理をお願いしていたのを見届けたので、これから会いに行かれる藩士さんたちはご安心ください。

「ファンの人が来た時に話すことが増えたよ。」と言っていたので、「パンクの藩士」として伝説になれるかもしれません(笑)






忘勿石からの景色です。

悲しい話だからか番組ではカットになってましたが、ロビンソン的にはそういう一面も知ってもらいたいとのこと。こちらに詳しく載っていますのでご一読ください。

水平線に薄っすら波照間島が見えます。

忘勿石への道中にオオタニワタリが生えていました。上を見上げるとサンゴの岩の上に巨大なオオタニワタリも。結構たくさん生えていましたが、食べそびれましたw


忘勿石から少し移動して、南風見田の浜の休憩所でお昼にしました。

キャンプ禁止にも関わらずテント設営をする人が後を絶たなかった時があり、現在では近くにキャンプ場が作られています。

その賑わっていた頃に造られたであろう頑丈そうな休憩所がありますが、いまでは木々に飲まれて全く海が見えません。ロビンソンは「せっかく造ったのに勿体無いよね。どうでしょうファンのみんなで手入れして、おっきなイベントやれたら楽しいよねぇ。」と野望を語ってくれました。

帰り道にアサギマダラという蝶を発見。西表島では1年を通して蝶が見られるそうで、本州でもおなじみのモンキチョウも。

ロ「”黄蝶”はねぇ”貴重”なんだよ。」
僕「そうなんですか!?”記帳”しときます。」
チ「・・・。」






寝釣り延長戦(昼の部)の前にロビンソンが寄りたい場所があるとのこと。

何でも「なぜそこに建てたのかわからない展望台」があって、しかも年々傾いているらしく、近くを通りかかったら経過観察をするようにしてるから寄りたいそうでw

後から調べたところ、大富休憩所というそうです。

日本一のマングローブを一望できるそうですが、写真のように立木が邪魔して見えなくなっています。そしてほんとに傾いてる…。カメラで水平器を表示して撮影すると傾斜しているのがよくわかります。元々はくっついていた階段との間に隙間ができていて、鉄板をビス打ちして繋いでありましたが、そのビスも抜けていました。これはいつか倒れるかも…。




ヤエヤマヒルギに大接近して興奮気味の僕。
寝釣り延長戦の前に餌にするヤドカリを拾います。

そして殻を割って中身を針にかけます。この殻割りではチーホフ氏が大活躍しました。グロいので動画は割愛。



案の定、カメラを海にぽちゃんする僕。


寝釣り延長戦(昼の部)!
プレイボーイ!!

始まって早々、
ロ「あれ、ハサミ(釣り糸を切る用)が無い…。」
僕「さっき『これ何かわかる?』って見せてくれたやつですか?」
ロ「そうそう。ポケットに入れたのになぁ…。」
チ「確かにポケットに入れてましたよ。」
ロ「ちょっと車探してくるね。」

とロビンソンが車に戻ってる間に、


!!
釣れちゃった(笑)

イサキです。沖縄ではグチと呼ぶそうで、釣り上げると「ふごっふごっ」と鳴き声を発するのが愚痴みたいだからというのが語源だそうです。

ハサミを持って戻ってきたロビンソンが近くの橋の上から、
ロ「釣れた!?」
僕「釣れたけどペンチ(針を外す用)が無いですー!」
ロ「あれ!?工具箱の中に無い!?」
僕「無いんで素手でいきますー。」
ロ「取りに行ってくるね!」
(ロビンソン車に戻る)

ペンチを握ったロビンソンが橋の上から、
ロ「クーラーボックスあるよね!?そこに入れてー。」
チ「無いです!(笑)」
ロ「えぇ!?氷いれてあったのに!」
(ロビンソン車に戻る)

ロ「クーラーボックス忘れちゃった!(ロビンソン小屋に)」
(爆笑)

そんなこんなでレジ袋にグチを入れたら一瞬で裂けましたが問題無いでしょう。

そして今回もビシバシ指導が入りますw
「竿を立てて!」
「水際まで寄ってって!」
「無理に巻いたらダメ慎重に!」

ロ「やったやん!」

チヌ(クロダイ)です。沖縄ではチンとかチンシラーというそうです。

グチだけでほぼ満員のレジ袋にさらにチンが。これはさすがに愚痴っていいと思う(笑)

「これで夕食分は釣れたから、あとはチーホフ氏が釣れたら最高だね!」とロビンソン。みんなに楽しんでもらいたいと一生懸命に助けてくれます。

残り15分でチーホフ氏にビッグヒット!
ロビンソンの指導にも熱が入ります!

「竿を立てて!」
「水際まで寄って!」
「慎重に巻いて!魚が暴れたら巻いたらダメだよ!」

しかし、残念ながら逃げられました。
チーホフ氏0ポイント。

なんとか2匹を釣り上げて合計3匹。釣れなかったけどチーホフ氏も楽しめたようで、最高に楽しい時間でした。

ででん!

2日間の釣果にしては少ないけど、めっちゃ楽しかった。

アキさん「生きて帰ってきたかぁ!良かったなぁ!」

確かに想定外のスリルドライブだったし、無事で何より(笑)


鱗を取らずにそのまま焼くのがロビンソン流。鱗は動画のように綺麗に剥がれます。
すぐ隣のスーパーでレンチンするご飯とインスタント味噌汁を買って、焼き魚定食の完成!



あり!かんぱい!!

身がふかふかでめちゃくちゃ旨い。

チンはさっぱり、グチは脂ノリノリ、ヒメツバメウオもあっさりしてて全部美味しい。西表島で魚の食べ比べができるなんて思ってなかった。これは贅沢。

さすがロビンソンです。

ロ「孔雀の羽根いる?」

食後にグッズを買ってツアー代金の精算をしていたら、新聞紙でグルグル巻きにされた孔雀の羽根が出てきましたw

宮古島などから有害鳥獣として駆除の依頼が入るそうで、ロビンソンが獲ったものを欲しい人に分けてくれてるそうです。勢いで「欲しいです!」と言ったものの、スーツケースに入らず数時間後に困ることになるとはつゆ知らず。でも、すごい記念品になりました。いまでは我が家の水曜どうでしょう棚でかなりの存在感を放っておりますw

ロビンソンTシャツは、ホームページの更新が諸事情により滞っていて、2024年11月4日現在でほとんど在庫が無い状態です。トレーナーの方はまだありました。XLなどの大きいサイズの再販をお願いしておきました!

若き日のロビンソン

これにて、どうでしょうコース+寝釣り+寝釣り延長戦、すべて終了~!

アキさんとはここでお別れ。ロビンソンと対等に渡り合える(というか面倒を見てるw)だけあってすごいキャラクターだったし、お世話好きで優しい人柄が溢れ出してる方でした。そしてちょっと恥ずかしがり屋なのが可愛らしい。ロビンソンを藩士にレンタルするサービスを始めるそうです(笑)ロビンソンはパチンコができればどこでもOKだそうでwww

ロビンソンとジャックがパイン館まで送ってくれました。

そして道に迷いました(笑)

!!!!
ヤシガニ襲来!

迷子になったロビンソンを案内していると何やら人だかりが。

西表島でもナイトジャングルウォーク的なツアーをやっているそうで、夜行性の動物や星空が見られるそうです。

ロ「ヤシガニじゃない?」
「ロビンソン!停めて停めて!!」




念願のヤシガニが見られて感無量。
体色がめちゃくちゃ綺麗です。

ナイトツアーの輪にロビンソンが割って入って「はいはいはい」とひょいと捕まえてくれました。ミスターのように持たせてもらい、写真を撮りまくりました。そして、何故かあんまり興味を示さないナイトツアーのみなさんを尻目に、近くの木に帰しました。

最後の最後にダメ押しのハイライト。めっちゃ嬉しかった。

やっとドアの開け閉めにも慣れたのにロビンソンとお別れ。熱い握手を交わしました。寂しさもあったけど、やたいことをやり尽くした達成感も大きかった。チーホフ氏も「今までに無いやりきった感だよね。」と言ってました。

孔雀の羽根の梱包にあくせくしたり、帰りも上原航路が欠航になって交通手段の確認にわたわたしたりしましたが、なんとかパッキングを終えて床に着きました。

これから向かう藩士たちのために少し解説します。

フェリーを運行している八重山観光フェリーさんと安栄観光さんは、上原航路欠航時(西表島には大原港と上原港があって、大原航路は外海に出ないため欠航が少ない)に大原港ー上原港のバスを運行してくれるのですが、上原港からさらに先の地域(パイン館やその周辺)までは安栄観光さんしか運行していません。そして、それを帰路で利用するには安栄観光さんのフェリー乗船券を予め購入しておく必要があり、我々は欠航を考慮して往路だけを購入して復路はネット予約を想定していたのですが、乗船日前日の18時まで(この時すでに21時)だったのです。

パイン館から上原港までは徒歩50分強。

後から気がついたのですが、復路の乗船券は有効期間が設けられていて予約当日限りではなく、その期間内なら利用可能だそうです。

なので、予め往復券を購入するのがベターというよりほぼマストだった、というお話です。

ちなみに、我々は西表島交通さんが運行している路線バスに乗れて事なきを得ました。ダイヤがかなり少ないので、非居住者には本当の本当に最後の緊急手段だと思います。



いよいよ明日で西表島ともお別れです。



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