札沼線界隈めぐり2019.10.19-21 3日目編



札沼線界隈めぐり3日目です。
札沼線界隈と書いてますが、道央周辺くらいの広い意味ですw





まずは冬の撮影地で有名な踏切へ。
札幌から向かったので朝4時出発でした(;・∀・)

日の出直前まで綺麗な空。
ほんのり焼けてきたかなーと思ってたら、太陽が出てものの10分で濃霧に。
秋は雨の翌日の晴れた朝は濃霧になりやすいと地元鉄の方が教えてくださいました。

そういえばキハ201ははじめまして。
厳ついw






太陽が昇ってきて霧が晴れました。
季節的に逆光なのを逆手にとって、羊蹄山のシルエットとギラリ狙いでした。
なんとか光った程度でしたけどw
お気に入りのカットになりました。

このあと倶知安駅に寄り道。
開駅115周年ということでちょっとした展示と来駅証明書がもらえると聞いて行ってみました。
蒸気時代の名機関区だけあって敷地が広大で、ところどころ新しくなっているものの歴史を感じる駅でした。
展示されていたC622の3重連の写真がめちゃくちゃかっこよかったです。本務機と前補機は残念ながらプレートが読み取れませんでした。







続いてニセコ駅が見渡せるポイントへ。

めちゃくちゃいい天気でした。
このあと北舟岡までいくつもりだったんですが、刻々と色彩が変化していくのを眺めていたくなって中止。南の方は少し雲が湧いてそうだったし。

だらだら列車を待っていたら、鉄ちゃんがダッシュでやってきました。
何事かと思ったら団臨だそうで。
もちろん全くノーマークw
ちょろっと調べたけど出てこなくて…なんだったんだろう。

ここで兵庫から旅行中のご夫婦と出会いました。
「今朝の霧、すごかったね!」とニセコのホテルからの写真を見せていただきました。
「僕はその霧の中にいましたw」と談笑w
せっかくだから列車を撮りたいと旦那さんがおっしゃって、一緒に一時間ほど列車待ち。
「朝ごはん食べ過ぎたってさ」と餡パンを2個もいただき、楽しくてあっという間の1時間でした。
ありがとうございました。

こういうのがあるから旅はやめらんねぇですよね。






結構時間が余ったのでニセコ駅前を散策。
ニセコの町並みってなんかお洒落。
駅前はハロウィンで盛り上がってました。

そして駅前にあるキューロク。
こんなにもいろいろに遮られる静態保存は珍しいwww
後ろにちらっと転車台も写ってます。
白い玉ボケは雪虫です。
雪虫が飛ぶと2~3日くらいで雪が降るんだとか。
そう言われるとレンズや服にまとわり付く厄介者にも風情を感じます。

ここではLOVE蒸気機関なおじいさんに出会いました。
9600を「クンロク」って呼んでて、古参の鉄ちゃんに会った感じがしました。
実際かなり歴戦の猛者のようでしたw
ニセコ界隈には元国鉄機関士の方が多く、当時の面白い話がたくさん聞けるそうです。羨ましい。
30分くらい雪虫が乱舞する中で立ち話してました(笑)







ニセコ駅には駅長犬がいると張り紙がしてあったんですが、まさかホームに犬小屋があるとは。本居はさすがに別だと思いますがw

名前はハーディー。秋田犬だそうです。
しばらく遊んでもらいました。
勤務中にすみませんでしたw

駅構内直結、というかそこしか入口がないカフェ、ヌプリさん。
カレーの美味しそうな匂いに誘われて、特製カレーとコーヒーをいただきました。
ちょっと少なめだったけど濃厚でコクのあるカレーでした。
コーヒーは、コーヒーを凍らせた氷が使ってあって薄くならず、酸味が少なくて苦味が強いキレのあるコーヒーでした。
これもまた旅の醍醐味。
美味しかった。

ヌプリさんを出るとほぼ同時に発車の汽笛が聞こえて、急いでホームへ。
直結最高w
キハ150を後追いというすごくいい締め。
ここで今回の旅は終了にしました。


秋田遠征を台風に潰されて、台風20号発生と言われたときにはもうどうなることかと思いました。初日は雨だったけど、むしろそのお陰で撮れたシーンもあって、結果的に最高の旅になりました。新十津川でテンションMAXで撮りまくってた鉄ちゃんが、走り去っていく40を寂しそうな目で見送っていたのが印象的でした。

バスが走るから問題はないと思うし、もしかしたら小回りがきく分便利になるかもしれない。でもこの寂しさは埋められない。愛着が無くなるだけじゃなくて、鉄路がくれる安心感みたいなものも無くなってしまうからなのかもしれない。なぜか道路では代わりにならないんだよなぁ。たぶん。


次回は山陰本線を撮りつつ久しぶりのSLやまぐちへ行ってこようと思います。
C571壊れないでくれw



PS.羊蹄山はニセコ大橋から見るのが一番いい形だと思います。

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