2023.4.29-30 遠鉄＆天浜線
そうだ、餃子食おう。
ということで浜松に行ってきました。
JR浜松駅。編成写真が撮りやすい綺麗な駅。
意気揚々とやってきたものの、餃子以外に目的の無い我々。とりあえず地元のレコード屋さんに向かいました。マイブームの鉄道レコード探し。いま探しているシリーズがネットではあまり見かけず、旅行ついでに足で探そうという次第。今回そちらは空振りでしたが、いくつか良さそうなものゲットしたのでまた感想文を書こうと思います。
昼食の串揚げ。
「地元の人のお勧めの店に行きたい」とレコード屋さんに尋ねてみました。とても優しい店主さんで、広告の裏に地図を書いてくれました。デジタル至上主義となりつつあるこの時代、なんだか温かみすら感じて捨てられずにアルバムに綴じました。
そしてめちゃくちゃ美味しい。
7種の串揚げとお味噌汁、ご飯、小鉢、お漬物で900円。美味しい揚げ物って油っこくないのが不思議。これにエビ揚餃子、野菜揚餃子、手羽先のセット700円を追加。出だしから上々。やはり旅はこうでなくては。
今回はオールドレンズの試撮も兼ねていたのですが、フランジバックの計算が間違っていたことに名古屋駅で気がつくという大失態。自分で笑ってしまいました（笑）
そこで、地元のカメラ屋さんでアダプタを買えないかと探してみたところ、クラシックカメラを取り扱うお店を発見。フランケ＆ハイデッケの三眼ステレオカメラなど貴重な品々が並ぶお店で、店主さんも気さくでつい話し込んでしまいました。
無事にアダプタをゲットして街ブラしつつ、餃子狩りに出掛けました。
まずは元祖浜松餃子を謳う石松さん。
この焼き方を「車焼き」というのも初めて知ったというほど浜松餃子初心者の我々。想像以上のあっさり具合でびっくり。もちもちの皮とシャキシャキの餡。これは旨い。各お店でいろんな創意工夫がされていて、タレでは石松さんが一番僕の好みでした。
無限に食える。
無限餃子編、開幕。
2軒目の浜太郎さんへなだれ込みます。
街ブラ中に「全20種の餃子食べ放題」という我々への挑発とも取れる看板を目にし、色めきだって「ここしかねぇ…」と思わず呟いたところ、「こちら休止中でして…」と優しく店員さんに諭されました。なんだ怖気づいたのか？
チーズ餃子やパクチー餃子などなど魅惑のメニューが並ぶ中、オリジナルスパイスを使ったハマちゃん餃子の赤と黒をいただきました。それぞれ7種類の香辛料が使われているそうで、僕は赤が好きでした。香辛料の詳細は無事失念。唐辛子とニンニクと生姜と山椒とその他いろいろ。ピリッと辛くてビールとの相性はここが一番でした。
餃子を皿まで食い尽くす！
いよいよ本丸、堂々の人気ランキング1位、むつぎくさんへ。
すごい行列でその人気ぶりが伺えます。その間に我々は英気を養い、
「何個食べる？」
「12個かなぁ…」
一時間後…
「16個いけるんじゃない？」
「わかる、腹減ってきた」
二時間後…
「ご注文は？」
「20個2つと塩ラーメンと味噌ラーメン」
”と”のところでオーダーの確認しようとするのやめていただけますか？まだ食べるので。餃子の鬼と化した我々。
3店の中で一番ニンニクが効いていて餡はここが一番僕の好み。もちもちの皮にパンパンに詰められた餡は、キャベツ多めの反面ラードが少なめであっさりだけど、ニンニクのパンチが強い。並んだ甲斐がありました。
ラーメンもあっさり系で〆に丁度いい感じでした。
そんなこんなで二人で72個いただきました。大満足。
餃子の匂いが消えることはない！
かと思いきや、胃もたれもなく、朝からカレーをおかわりしました。浜松餃子恐るべし。
遠鉄に乗って天竜二俣駅へ。運良く車両基地見学の予約ができたので遠回りして帰ることにしました。浜松の街を見下ろすように高架を走っていて、ぼーっと眺めるのにいい景色だなぁと思いました。夕焼けの時に乗ってみたい。
松潤げっと。
天竜二俣駅前にC58389がいました。残念ながら煙室扉ハンドルが無く、前照灯も割れてしまっていましたが、ペンキは塗られていませんでした。刻印は見られますが錆や剥がれが…やはりマイナーな静態保存は哀愁を感じてしまいます。キハ20443とナハネ20347も。
車両基地見学は洗車機を通る回に参加しました。
丁度いい位置にゆるキャンラッピングが居てくれました。エヴァは洗車機近くにいたんですが、乗っている車両のラッピングが窓にも施されていて、メッシュなので見ることはできましたが撮るのは微妙でした。
現在、全15両のうち天浜線オリジナル塗装機は3両だけだそう。樽見鉄道や明知鉄道でもラッピングが多かった気がするし、最近の3セクではあるあるかな。
ガイドさんからたくさんお話を聞けて充実した時間でした。転車台の写真を撮りすぎて展示を見る時間が無くなってしまいましたが、みんな大好きタブレットの写真は押さえました（笑）
駅前の十文字屋さんで転車台カレーをいただきました。朝からカレーづくし。顔の部分はでんぷんのシートで食べられます。お子様ランチ的なメニューな気がしなくもない（笑）大きなお友達バンザイ。
帰りはSUZUKIの刀ラッピング。雨だったので浜名湖佐久米駅では降りずにそのまま帰宅しました。
ホテルのチェックイン以外に時間の制限の無いゆるい旅。人に恵まれた部分も大きいですが、浜松のポテンシャルの高さを感じました。次回は天浜線から遠鉄経由で浜松へ行こうかと企んでいます。
次はおでんのはしごかな（笑）
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