2023年総括
2023年も残すところ5日。
蒸気機関車にとっては、不遇というか不運というか、寂しいニュースが続いた年でした。
そんな中でも、大井川鐵道や東武鉄道など頑張ってくれている会社もありました。特に大井川鐵道に汽笛が帰ってきたことはとても喜ばしい出来事でした。また、運用引退も相次ぎ、国鉄が名実ともに歴史の1項になろうとしているのを実感しました。
僕個人としては、円盤鉄を始めたことが大きな変化。
「汽笛に誘われて」汽笛そのものを深掘りするとは思っていませんでした(笑)
音に限らずDVDやVHSで映像を楽しむのも良いなぁと思ったので「円形または円運動をする媒体」という捻くれ気味の括りにしたく(笑)、音鉄さんほど音響機器に明るくないこともあって、円盤鉄という名前にしました。
当初は、撮影に行けないもどかしさを紛らわせてもらおうくらいの気持ちでしたが、始めてみると奥が深く、海外にも同志が居ることがわかってライフワーク化しつつあります。現状では国内に軸足がありますが、海外の鉄道レコードも面白いものが多く、イギリス、ドイツ、アメリカを中心に食指を伸ばそうとしています。
特に1950年代初期のアメリカやカナダの鉄道録音は、野外録音技術の黎明期という点でも興味深く、また現代で言うところのオタ活やクラウドファンディングのような活動が既に始まっていたというのも面白いと思いました。
今後は収集だけでなく保存にも目を向けようと思い、CD化やデジタル化されていない自主制作のレコードのデジタル化を試みようと思います。イギリスの国立鉄道博物館では、アカデミー音響賞を受賞した鉄オタフィールドレコーディングエンジニアの音源や資料の保存が行われているそうで、日本においても著名な音響技師が遺したレコードの保存をしてくれたら良いなぁと思っています。
2024年は、本懐である北極圏でのホッキョクグマ撮影にいい加減行かせてくれという思いと、山口線での蒸気機関車復活を祈りつつ、日本各地へ鉄道旅に出かけたいなぁと思っています。と言いながら、最近ハマったラグビー観戦の予定で既に埋まりつつあるのですが…。他にもNBAだゴジラだと僕の財布は底が抜けているのでは?というくらいに貯金が増えないので、がんばって節約します。
それではみなさま、良いお年を。
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