京都鉄道博物館 2021.11.14
そろそろがっつり撮り鉄行きたいなーと思いながら、やんわり紅葉の季節をスルーしようとしている今日このごろ。
やはり2年も在宅でできる趣味に没頭していると、そちらもそこそこ発展してしまってなかなか折り合いがつかなくなってしまいますね。
そんな中、この機会にハマった「水曜どうでしょう」のディレクターのお二人(D陣)が京都でトークショーをされるとのこと。
「オンラインの方が楽だよな~」という出不精の虫を、同じファンの方からのお勧めで圧し殺して、ついでに聖地・京都鉄道博物館へ行こうとなりました。
これまたこの機会にハマった中古レコードのお店巡りと、大好物の天下一品を食すというオマケもつけて、スーパーヘビー級と化した腰を持ち上げました。
トーマスのイベントを開催してました。
このラスボス感w
某私鉄を撮影してていつも思うんですがそこそこ怖い(笑)
この顔面が高速で迫ってくるのを望遠レンズ越しに見るというホラーw
ラスボスと対峙するスチーム号(8630)。
排気管から勢いよく煙を吐いて臨戦態勢ですね。
お休み中の貴婦人。
ラスボス攻略のヒントをくれそうな佇まいです。
「彼は魚が苦手よ。」
そしてスチーム号に登板した8630。
古参の渋い汽笛を聞かせてくれました。
この角度、チャームポイントの鐘が見えにくい。
残念(;´∀`)
なんだかんだと長居してしまいました。
やっぱり蒸機はいいですね~。
続いて天下一品で口の中を火傷して、レコ屋さん巡りへ。
5件まわりました。
三条駅界隈にはレコ屋さんがたくさんあって楽しいですね。
最近こんなレコードに出会いました。
音鉄さんたちの成果品のようなレコード。
1960年代に現役だった形式をなるべく収録するよう各所から音源を集めたそうで、美唄鉄道の4110など貴重な機関車の音も収められています。
急行ていねのC622と3の重連といった蒸気機関車のハイライトシーンや、義経号と静号の再開イベントなどの音源も収められていて、アーカイブとしても貴重なものだと思います。
録音機器はあまり詳しくないんですが、あのでっかいテープレコーダーみたいなやつでこれを録音してたのかと思うと感服してしまいます。
北海道編から九州編まで全5枚。
続編があるそうでそちらは全3枚。
これをデジタル化しようと思い立ち、実際に1枚録ってみました。
すごい良い音質の音源もあるので、非圧縮のフォーマットで限りなくノイズレスで残したいのですが、ノイズの原因が再生なのか音源なのか判別しにくいのが悩みどころ。義経号と静号の再開イベントはヘリの音が入っていて、プレイヤーが壊れたかと思いました(笑)ラジオ局から提供してもらった音源だそうです。
このレコードだけでなく、とても綺麗な中古レコードに出会うと「綺麗に残してくれてありがとうございます」と知らない誰かに感謝してしまいます。
本日のメインイベント。
お二人とも肖像権を放棄されているそうです(笑)
笑える話や楽しい体験ができて個人的にはすごく好きな場所です。
文章で説明するのが難しいので詳細はリンク先へどうぞw
今回のトークショーで印象的だったのは、藤村先生の「ほうれんそうはしない」です。
仕事のときに刷り込まれる例のアレですね。
なかなか真意を文章にするのが難しいですが、その全てを否定しているのではなく、「ほうれんそう」をする意味の有無が大事だろ、というような感じです。
新しいことや現状の改善をするときに、前例や慣習で道を塞ぐな、と。
僕は”攻める”タイプの性格だからか、共感するところが多かったです。
でも、職種に依るところもありますしケースバイケースなのかなと思いました。
一方で嬉野先生は、光文社新書のコラムで違った角度のお話をしていて、そちらも共感するところが多い。
能力主義成果主義は、影で嫉妬心や敵対心を育ててしまう。
前例や慣習を真面目にこなしてきた人で心が狭い人はそうなりがち。
年功序列や終身雇用が社会を穏やかにしていたんじゃないか、と。
だから、「真面目なだけ」というのも捨てたもんじゃないのでは?というような感じです。
藤村先生の言うところの影の部分に焦点をあてているんだなと思いました。
お二人があしゅら男爵になればまさに”治世の能臣、乱世の奸雄”じゃないかと思ってしまいました(笑)
全然京都らしいスポットに行ってない気がしてパシャリ。
第6波とやらがどうなるかわかりませんが、やりたいことはやるのは今が好機。
喫煙しに行かねば。
降雪の中を走るSLが撮りたいなぁ。
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